慣らすように、少しずつ、ほんの少しずつ送出のスピードを上げていく。
【梢枝】「あっ、いっ……あっ、んぁっ、いいっ、あっ！」
【梢枝】「はぅっ、あああっ、あぁっ、んっ！」
最初はぎこちなかった腰の動きも、だんだんとスムーズになっていくのが自分でもわかった。
まるで本能がそうさせていくようにも思えた。
【梢枝】「ああっ、んぁ、あっ、んんっ！」
その動きに合わせて、梢枝の口から漏れる声にも色が見え始めた。
きつく締め上げていた膣壁も、だんだんと循環よく滑り始めていた。
【梢枝】「いいっ、涼一、いいよ……ああんっ！」
【涼一】「俺も、気持ちいい……」
今まで味わったことのないような感覚。
さっきまで梢枝のことを心配していたのがまるで嘘だったかのように、俺はだんだんとその快楽に支配されていた。
膣内でこすり上げるたびに、梢枝の身体はびくんと震え上がる。
【梢枝】「うっ……あっ、あっ！ あんっ、んんっ！！」
【梢枝】「はぁぁ……あっ、あっ、いっ……いいっ、あっ、あんっ！」
身体が震えるたび、膣内がぎゅう、と狭まり、刺激がさらに増す。
【梢枝】「んああっ！ あっ、うぅっ……あっ！」
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